宇川直宏展 FINAL MEDIA THERAPIST @DOMMUNE

UKAWA NAOHIRO Portrait of a MEDIA THERAPIST1 Photo by Toshio Ohno(L MANAGEMENT)「WIRED」JAPAN VOL.38 UKAWA NAOHIRO Portrait of a MEDIA THERAPIST1 Photo by Toshio Ohno(L MANAGEMENT)「WIRED」JAPAN VOL.38

東京の練馬区立美術館にて、「宇川直宏展 FINAL MEDIA THERAPIST @DOMMUNE」が2023年11月5日まで開催しています。

—以下、公式サイトの紹介文を抜粋—

本展では、13年間のDOMMUNEの膨大な番組アーカイブを紹介するとともに、それらの映像を素材として、絵画や立体作品など他のメディアに拡張・変換・創造し、“描く”という行為の歴史的なアップデートを図ります。

その過程で介在するのは、宇川自らだけでなく、日々の配信行為に纏わる視聴者と同じく、様々な年齢・多様な背景を持つ人々、そして人工知能。アーカイブの様々な可能性を探るとともに、近年広く普及し始めたジェネレーティブAIによる画像生成にも着目し、描くとは何か、今世紀的な作家性や作品のあり方とは何か、もしくはそこから創出される価値とは何かなど、“近代・現代・現在美術”を新たに捉え直すプロジェクトとなります。

また、ブロックチェーン、そしてスマートコントラクトによる所有や販売などのプロセスを独自考察し、伝統的なメディアである絵画と同時に、NFT作品の制作も行います。会期中には美術館を舞台としてライブストリーミングを行い、さらなる情報の蓄積を目にしながら番組に参加することが可能です。

毎日大量の人々が行き交うプラットフォームであり、芸術/文化情報の泉源であるファイナルメディア「DOMMUNE」を、様々に変換し時空を錯綜しながら眺める試みは、仮想空間と物理空間の交通、ユビキタスとモバイルによる超分散的サイバー空間の投影など、Web3.0以降の社会を取り巻く様々な問いを、更に深める機会ともなるでしょう。

開催期間 2023/09/10(日)~2023/11/05(日)
※イベント会期は終了しました
時間 10:00~18:00(入館は閉館30分前まで)
休館日 月曜日(10/9は開館)、10/10
入場料 一般1,000円/高校・大学生および65~74歳800円/中学生以下および75歳以上無料
参加アーティスト 宇川直宏
会場
  • 練馬区立美術館
  • 東京都練馬区貫井1-36-16
会場電話番号 03-3577-1821
会場URL https://www.neribun.or.jp/museum.html
詳細URL https://www.neribun.or.jp/event/detail_m.cgi?id=202306031685756682