Arata ISOZAKI × Shiro KURAMATA: In the ruins

建築家・磯崎新とデザイナー・倉俣史朗の作品が並ぶ展示会「Arata ISOZAKI × Shiro KURAMATA: In the ruins」が、東京・青山のときの忘れもので開催される。
本展では、磯崎新のポストモダン(モダニズム)ムーブメント最盛期の代表作「つくばセンタービル」に焦点を当て、磯崎の版画作品「TSUKUBA」や旧・筑波第一ホテルで使用されていた倉俣史朗デザインの家具が観ることができる。ほかにも、倉俣史朗のアクリルオブジェ、磯崎デザインの椅子なども出品される。
磯崎が設計し1983年に竣工した「つくばセンタービル」には、「筑波第一ホテル」が入り、客室の内装を倉俣史朗が担当した。しかし客室で実際に使用されたオリジナル家具は悲しい運命を辿る。1990年代のバブル経済の崩壊により、経営母体であった株式会社第一ホテルが2000年5月会社更生法の適用を申請し倒産。その後、株式会社ホテルオークラグループとして経営が変わったものの、ホテル客室およびカフェなどに大規模な改修が行われ、貴重な倉俣史朗デザインによるインテリアが失われてしまったのである。「ライティングデスク」と「鏡」はそのような事情の中で危うく破棄を免れた稀少作品である。
開催期間 |
2018/01/09(火)~2018/01/27(土) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 11:00~19:00 |
休館日 | 日曜日、月曜日、祝日 |
入場料 | 無料 |
参加アーティスト | 磯崎新、倉俣史朗 |
会場 |
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会場電話番号 | 03-6902-9530 |
会場URL | http://www.tokinowasuremono.com/index_j.html |