資生堂のデザイン-商品をして、すべてを語らしめよ-
資生堂のデザインは、創業時のプリミティブな広告表現からスタートしながら、初代社長・福原信三の創設した「意匠部」に集まったトップクリエイターによって洗練された。さらに、アール・ヌーヴォーやアール・デコを基調としたデザインは山名文夫によって磨かれ、繊細で優美な「資生堂スタイル」が完成した。
一方、1960年代以降、時代の変化を背景として、伝統的な「資生堂スタイル」へのさまざまな挑戦が試みられた。それらの挑戦は時に「反資生堂スタイル」と呼ばれ、顧客や社会に新鮮な驚きを与えるとともに、資生堂にとっては新しい価値づくりの幅を広げることになった。
資生堂企業資料館の2018年後期となる本展は、前期「資生堂のデザイン-新しい価値づくりへの挑戦-」を受け、「資生堂のデザイン-商品をして、すべてを語らしめよ-」というタイトルのもと、前期展示のポスター・宣伝物に加え、新たに1950年代以降につくられた商品の中から24品が選び展示される。時代への変革のエネルギーを感じさせるポスター・宣伝物と合わせて、福原信三の「商品をして、すべてを語らしめよ」という哲学が継承された資生堂の品質・デザイン・ポリシーへの挑戦を、商品そのものの姿から感じていただきたい。
開催期間 |
2018/07/03(火)~2018/12/24(月) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 10:00~17:00(入館は閉館30分前まで) |
休館日 | 月曜日(ただし、月曜日が祝日の場合その翌日) |
入場料 | 無料 |
会場 |
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会場電話番号 | 0537-23-6122 |
会場URL | http://www.shiseidogroup.jp/corporate-museum/ |
詳細URL | http://www.shiseidogroup.jp/corporate-museum/exhibit/project.html |