フィリップ・パレーノ:この場所、あの空

展示風景:パーク・アヴェニュー・アーモリー、ニューヨーク、2015年 Courtesy of the artist and Esther Schipper, Berlin/Paris/Seoul Photo © Andrea Rossetti 展示風景:パーク・アヴェニュー・アーモリー、ニューヨーク、2015年 Courtesy of the artist and Esther Schipper, Berlin/Paris/Seoul Photo © Andrea Rossetti

神奈川のポーラ美術館にて、「フィリップ・パレーノ:この場所、あの空」が2024年6月8日から12月1日まで開催されます。

—以下、公式サイトの紹介文を抜粋—

現代のフランス美術を代表するフィリップ・パレーノは、今日最も注目されるアーティストの一人です。映像、音、彫刻、オブジェ、テキストやドローイングなど作品は多岐にわたりますが、その意識は常に、現実/フィクション/仮想の境界へと向けられています。また、芸術や「作者性」の概念にも疑問を投げかけ、数多くのアーティスト、建築家、音楽家と共同で作品を生みだしてきました。

パレーノはAIをはじめとする先進的な科学技術を作品に採り入れながらも、ピアノやランプ、ブラインドやバルーンといった見慣れたオブジェを操り、ダイナミズムと沈黙、ユーモアと批評性が交錯する詩的な状況を生みだします。展覧会そのものをメディアとして捉えるパレーノが構築する空間は、まるでシンボルの迷宮のようです。何者かの気配、声、光、暗闇、隠されたメッセージ――ドラマティックな構成に導かれ、大規模な舞台装置のような会場に足を踏み入れる私たちは、まるで演者のように、新鮮な驚きとともに混乱をともなう体験の中へと身を投じることになるでしょう。

国内最大規模の個展となるポーラ美術館での展覧会では、作家の代表作である映像作品《マリリン》(2012年)をはじめ、1990年代の初期作品から初公開のインスタレーションまで、作家の幅広い実践を多面的にご紹介いたします。

開催期間 2024/06/08(土)~2024/12/01(日)
時間 9:00~17:00(入館は閉館30分前まで)
休館日 会期中無休
入場料 大人2,200円/大学・高校生1,700円/中学生以下無料/障害者手帳をお持ちのご本人及び付添者(1名まで)1,100円
会場
  • ポーラ美術館
  • 展示室1、2、5、屋外
  • 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
会場電話番号 0460-84-2111
会場URL https://www.polamuseum.or.jp/
詳細URL https://www.polamuseum.or.jp/sp/philippe-parreno/