兵庫の宝塚市立文化芸術センターにて、「入るかな？はみ出ちゃった。～宮本佳明 建築団地」が2023年10月22日まで開催しています。

—以下、公式サイトの紹介文を抜粋—

建築の部分から、全体を想像する。

宝塚市立文化芸術センターでは、宝塚市ゆかりのアーティストを紹介する『Made in Takarazuka』シリーズ第四弾として、宝塚を拠点に国内外で活躍する建築家・宮本佳明（みやもとかつひろ）の展覧会を2023年9月16日（土）から10月22日（日）の会期で開催いたします。

展示される作品は、『建築とは記憶の器である』という考えに基づいてこれまで宮本が設計してきた建築から、住宅、寺院、美容室、モニュメントなど多岐にわたります。たとえば宝塚市内、武庫川の右岸側に位置する宮本の事務所は、「ゼンカイ」ハウスと名づけられて「震災の記憶」を留めています。この「ゼンカイ」ハウスは宝塚100選に選出され、宝塚市のランドマークであり、日本中の建築家が見学に訪れています。

本展では、そうした建築作品群のそれぞれ一部分を原寸大の模型でご紹介します。鑑賞者は会場内で建築の実スケールを体感し、部分から総面積2,400㎡に及ぶ全体像への想像をめぐらせることでしょう。ほかにも、宮本が現在携わる最新の仕事である北九州市立埋蔵文化財センターについて、本展でご紹介する予定です。

【関連イベント】
●パートナーズサロン
対談：宮本佳明（建築家）×米井寛（株式会社東畑建築事務所 代表取締役社長）
日時：10月14日（土）　14:00～15:30
会場：庭園内 ガーデンハウス
定員：30名（要予約）
※2023年度パートナー会員限定、当日入会可（年会費2,000円）

●「ゼンカイ」ハウスのオープンアトリエ
公開期間：9月16日（土）～10月22日（日）
※毎週水曜日は非公開
公開時間：10:00～18:00
※諸事情により、公開日時に変更が生じる可能性があります