世界の山岳地に住む人々の暮らしを紹介する「クライム・エブリ・マウンテン」シリーズの第1弾として、中国西南部の貴州省に多く暮らしているミャオ族(苗族)が取り上げられる。11月中旬、ミャオ族の村々では、穀物の刈り入れが終わった村から順に正月を迎える(苗年節)。ミャオ族にとっての新たな年が始まるこの時期に、その刺繍と1年間の暮らしを紹介する展覧会が開催される。
映像をのぞく展示資料のすべては、愛知県常滑市にある苗族刺繍博物館の収蔵品だ。私設のこの博物館は、1,000点を超える貴重な苗族の資料を有して公開しているだけでなく、学校に通えない少女たちが無償で刺繍を学べる禾苗刺繍学校を貴州省台江県に2001年に設立し、支援を続けている。
本展では、「小さな祭りは毎日ある」とされるほど伝統的祭礼の多いミャオ族の1年間を辿りながら、その中で大切に伝えつがれてきた民族衣装約60点と、映像資料の展示や関連イベントをとおして、ミャオ族の刺繍と暮らしに迫る。
【関連イベント】
●トークイベント「ミャオの刺繍と出会って」
日時:11月11日(土) 14:00~15:30
会場:ワークショップルームA
講師:佐藤瑞代(苗族刺繍博物館館長)
参加費:500円
定員:50名
※要申込み、先着順
●出張ツアーカウンター開設!「みんなでつくる貴州ツアー」
日時:12月2日(土) 11:00~16:00
会場:ワークショップルームA
参加費:無料(ミニワークショップと貴州料理は有料)
※申込み不要
●ワークショップ「堆繍(ドイシュウ)体験教室」
日時:12月9日(土) 13:00~16:00
会場:ワークショップルームA
講師:佐藤瑞代(苗族刺繍博物館館長)
参加費:2,500円(材料費込)
定員:20名(抽選)
※要申込み
開催期間 |
2017/11/11(土)~2017/12/10(日) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 11:00~19:00 |
休館日 | 月曜日 |
入場料 | 詳細は公式ホームページをご覧ください |
会場 |
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お問い合わせ | 03-5432-1543 |
会場URL | http://www.setagaya-ldc.net/ |
詳細URL | http://www.setagaya-ldc.net/program/385/ |