ル・コルビュジエとピエール・ジャンヌレによる家具作品展「MADE IN CHANDIGARH」
![Secretariat, 2013 ©︎Takashi Homma Courtesy of TARO NASU](https://www.japandesign.ne.jp/wp/wp-content/uploads/2020/11/511404.jpg)
京都・ 新風館に2020年6月にオープンしたジョン スメドレー京都店にて、ル・コルビュジエとピエール・ジャンヌレによる家具作品展「MADE IN CHANDIGARH」を、2020年12月6日まで開催しています。
ジョン スメドレーは、1784年にアンダーウェア(Long John)の生産をスタートし、今日のコレクションまで革新的でモダンな要素を取り入れながら、英国の熟練した職人の技術を大切に、2世紀以上にわたり築き上げられた手作業による仕上げ技術を保持しながらさらなる革新を続け、創立236周年を迎えました。
そして、ル・コルビュジエが挑んだ数多くの都市計画の中で、唯一実現した街“チャンディーガル”。自然と共存・共闘する普遍的な都市を目指した街も、70年という歳月を迎えようとしています。
Ch.ペリアンがチャンディーガル計画の「船長」と述べたピエール・ジャンヌレは、貧困により工具が揃わない中で、隣接するパキスタンから移住した人々による伝統的な家具製作の技術的指導で多くの構造的解決を見出しました。14にも細分化された社会階級に対し、伝統的かつ合理性を考慮した地元ならではの素材を用いることで、47のセクターの中で担当した90にもおよぶ公共施設や学校、住宅などの建築群に100種類以上もの家具をデザインしました。異国の地において、地元の職人の技術、伝統工芸と密接することを目的として作られた美しい家具たちは、近年世界中の人々から注目を浴びています。
今回の展覧会では、日本の伝統美を継承する京都という歴史ある町の中で、 ジョン スメドレーとル・コルビュジエ、ピエール・ジャンヌレによる「手仕事の痕跡」を再認識・再発見できる展示です。
また同館の別会場にて、2013年にピエール・ジャンヌレのアーカイブを管理するCCA(Centre Canadien d’Architecture)からの依頼で、写真家・ホンマタカシ氏が撮影を行なったチャンディーガルの写真展もTARO NASUの協力により同時開催します。
《本文は公式サイト紹介文より抜粋/一部編集》
開催期間 |
2020/11/13(金)~2020/12/06(日) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 11:00~20:00 |
休館日 | 不定休 |
入場料 | 無料 |
会場 |
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会場電話番号 | 075-708-7878 |
会場URL | https://www.johnsmedley.jp/store/kyoto |
詳細URL | https://www.johnsmedley.jp/news?news_id=101 |