猪熊弦一郎展 猫たち

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猪熊弦一郎(1902-1993)は、百花繚乱の昭和の画壇にあって、試行錯誤を繰り返しながらも常に独自の境地を維持し、極めて個性的な作品群を残した画家だ。「いちどに1ダースの猫を飼っていた」ほどの無類の猫好きとして知られ、私生活でも作品のモチーフとしても猫は重要な存在だった。もちろん、猪熊弦一郎の芸術は猫だけにとどまるものではない。

本展は、彼が愛した猫たちを描いた作品をまずは堪能し、猪熊弦一郎の奥深い世界に触れるきっかけとなるように企画された展覧会だ。丸亀市猪熊弦一郎現代美術館所蔵の猫を描いた油彩、水彩、素描を中心に、猫以外の主題の作品も若干加えた百数十点によって構成される。猫好きの人には「猫の画家」のままでよく、さらに興味をもった人には大画家としての猪熊弦一郎を追い求めていただきたい。

開催期間 2018/03/20(火)~2018/04/18(水)
※イベント会期は終了しました
時間 10:00~18:00(金・土は21:00まで/いずれも入館は閉館30分前まで)
休館日 会期中無休
入場料 一般1,300円/大学・高校生900円/中学・小学生600円
参加アーティスト 猪熊弦一郎
会場
  • Bunkamura ザ・ミュージアム
  • 東京都渋谷区道玄坂2-24-1
お問い合わせ 03-5777-8600(ハローダイヤル)
会場URL http://www.bunkamura.co.jp/
詳細URL http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/18_inokuma.html