Photo by Yoshihiko Ueda
日本を代表するデザイナーの一人である五十嵐威暢。グラフィックデザイナーとして活動していた1970年代半ば、建築設計用製図台を用いて二次元の文字を三次元に起こした立体文字による作品で世界的に注目される。また、サントリーや明治乳業、カルピス、サミットストアなどのロゴを手がけ、多くのロングライフデザインを生み出してきた。
1994年、五十嵐はデザイナーから彫刻家に転身する。「デザイナー時代に置き忘れてきた半分を埋める仕事」と語る彫刻家・五十嵐による作品は、「偶然性と即興性」を大切にしながら制作されている。肥沃な大地を思わせるテラコッタのレリーフ、木の葉や花のかたちに合板を切り抜いた『こもれび』など、五十嵐による彫刻作品は、どこか自然の気配を残しながら、子どもの遊びのようにひたむきに素材と向き合い、つくり出されている。
本展では、デザイナーとしての原点である1973年の個展から、彫刻家としての現在までの仕事の変貌を示すポスター、プロダクト、彫刻、約150点が一堂に会す。「アートは日常の暮らしと風景に寄り添うことによって、人々の心をさらに豊かなものにする」と考え制作を続けてきた五十嵐威暢による、デザインとアートが融合する無二の世界をお楽しみいただきたい。
開催期間 |
2018/10/06(土)~2018/11/25(日) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 9:45~17:00(入館は閉館の30分前まで) |
休館日 | 11/3以降の月曜日 |
入場料 | 一般1,000円/高・大学生700円/小・中学生400円 |
参加アーティスト | 五十嵐威暢 |
会場 |
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お問い合わせ | 011-591-0090 |
会場URL | https://artpark.or.jp/ |
詳細URL | https://artpark.or.jp/tenrankai-event/igarashitakenobu/ |