五十嵐威暢アーカイブが初の研究報告展を2月1日から開催

金沢工業大学の五十嵐威暢アーカイブが、初の企画展「2024年度五十嵐威暢アーカイブ研究報告展FIND ON SITE」を2025年2月1日から3月16日まで開催している。
金沢工業大学では、STEM(Science, Technology, Engineering, Mathematics)教育に「デザインとアート」を柱とした感性教育を融合し、研究の充実と実践を目指してきた。同アーカイブは、そのための新たな学びの場として2023年にオープンし、彫刻家・デザイナーの五十嵐威暢から寄贈された約5,000点の作品や資料が収蔵されている。
同展示では、これらの作品や資料を手がかりに、五十嵐威暢の作品やプロジェクトの制作背景、そのプロセスを紐解く。今回取り上げるのは、『多摩美術大学のマーク』と『渋谷PARCO PART3』。写真や図面、メモやスケッチなどアーカイブならではの一次資料を展示する。また、事前予約制で学芸スタッフによるアーカイブツアーもおこなう。