平野甲賀と晶文社展

ギンザ・グラフィック・ギャラリー第364回企画展

デザイン:平野甲賀 デザイン:平野甲賀

平野甲賀は1964年から1992年にわたり、晶文社の本の装丁を一手に担ってきた。ひとりの装丁家が30年近く、ほぼ一社の装丁をすべて手掛けるのは稀なことで、当時のカウンターカルチャーの旗手でもあった晶文社のスタイルをつくり上げ、出版界に旋風を巻き起こしてきた。

本展では、平野が半世紀かけて7,000冊以上手がけた装丁作品の中から、晶文社の装丁本を中心に約600冊が展示される。また、2014年から瀬戸内海の小豆島に移り住んだ平野が、毎日写経のように自身の装丁と、もうひとつの活動である舞台やコンサートのチラシやポスターを手直しし、作品上にメモまで書きつけ、竹和紙に刷り出した作品およそ80点も合わせて展示される。装丁本を手に、本と出版と時代と装丁家の密月な関係に思いを馳せてみてはいかがだろうか。

【関連イベント】
●オープニングパーティ
日時:2018年1月22日(月) 17:30~19:00
会場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー+DNP銀座ビル2F

●ギャラリートーク
日時:2018年1月22日(月) 16:00~17:30
出演:平野甲賀+津野海太郎(評論家、元晶文社取締役)
会場:DNP銀座ビル3F
定員:70名
※入場無料、要予約

開催期間 2018/01/22(月)~2018/03/17(土)
※イベント会期は終了しました
時間 11:00~19:00
休館日 日曜日、祝日
入場料 無料
参加アーティスト 平野甲賀
会場
  • ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)
  • 東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル1F/B1F
お問い合わせ 03-3571-5206
会場URL http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/