藤森照信展 ─ 自然を生かした建築と路上観察

1946年生まれの藤森照信は、高校卒業まで長野県茅野市で過ごし、東北大学、東京大学大学院に進学。近代建築史・都市史研究の第一人者として多くの業績を残したのち、45歳で神長官守矢史料館を設計、建築家としてデビュー。以後、約25年の間に40あまりの独創的な建築作品をつくり続けてきた。
屋根にタンポポやニラが植えられた住宅、皮付きの木材を柱にした鳥の巣箱のような茶室など、藤森照信の作品は、建築の通念を軽やかに超えた新しさと、遠い過去を想起させる懐かしさを併せ持つ、きわめて独創的な建築として知られている。
本展では、建築と自然との関係を取り戻すべく藤森が取り組んできた「自然素材をどう現代建築に生かすか」「植物をどう建築に取り込むか」というテーマから、代表的な建築をスケッチ、模型や写真で紹介するとともに、これまで手掛けた建築の屋根・壁・左官などの素材見本、家具などを展示し、建築家・藤森照信の仕事を紹介する。
【関連イベント】
●水戸路上観察学会総会
日時:3月11日(土) 13:30~15:30(開場13:00)
パネリスト:松田哲夫(事務局長、編集者・筑摩書房顧問・元「王様のブランチ」コメンテーター)、藤森照信(建築家・建築史家)、林丈二(著述家・イラストレーター・明治文化研究家)、南伸坊(イラストレーター)、一木努(歯科医師)
場所:みと文化交流プラザ6階
定員:200名
料金:無料
※先着順、予約不要
●藤森照信 講演会
日時:4月9日(日) 14:00~16:00(開場13:30)
会場:水戸芸術館会議場
定員:80名
料金:無料
※先着順、予約不要
●赤ちゃんと一緒に美術館散歩
日時:4月20日(木)、21日(金) 各日10:00~12:00
参加費:1,000円(展覧会入場料を含む)
定員:各日15組
対象:未就学児とその保護者
※要申込、先着順
※その他関連イベントは、公式ホームページをご覧ください
開催期間 |
2017/03/11(土)~2017/05/14(日) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 9:30~18:00(入場は閉館30分前まで) |
休館日 | 月曜日、3/21(3/20日は開館) |
入場料 | 一般800円/中学生以下・65歳以上・障害者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は無料 |
参加アーティスト | 藤森照信 |
会場 |
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会場電話番号 | 029-227-8111 |
会場URL | http://www11.arttowermito.or.jp/ |
詳細URL | http://www11.arttowermito.or.jp/gallery/gallery02.html?id=458 |