没後10年「長新太の脳内地図」展

没後10年「長新太の脳内地図」展

長新太は、1949年にマンガ家としてデビューした後、2005年に亡くなるまで漫画家、イラストレーター、エッセイスト、絵本画家として八面六臂の活躍をした。とりわけ絵本の世界に「ナンセンス」の分野を切り開いたといわれる児童向け絵本の仕事は高く評価され、現在も世代を超えて多くの人々に愛されている。

本展は、絵本や子どもの本の原画のほか、大人向けに発表された漫画やイラストレーション、エッセイなどを10のテーマに分け、「イマジネーション」、「センスとナンセンス」の2部構成で紹介し、長新太の柔軟で斬新な発想の源を改めて探っていこうというものである。約300点にのぼる作品をとおして、迷宮のように広がる奇想天外な長新太の脳内に案内する。

なお、絵本作家として初期の作品となる『がんばれさるのさらんくん』(1958年)や、ページを繰るごとにがらりと変化する色調が美しくも楽しい『三びきのライオンのこ』(1961年)、ナンセンス絵本の傑作『ごろごろにゃーん』(1976年)や、最晩年の作品『ころころにゃーん』(2006年)など、本展でのみ出品される作品もあるので、この機会をぜひお見逃しなく。

開催期間 2015/09/12(土)~2015/11/03(火)
※イベント会期は終了しました
時間 10:00~18:00
休館日 10/5、11/2
入場料 一般800円/高大・65歳以上600円/中学生以下無料/市内在住または在学の高校生は無料/身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と付添1名様は無料
参加アーティスト 長新太
会場
  • 横須賀美術館
  • 神奈川県横須賀市鴨居4-1
会場電話番号 046-845-1211
会場URL http://www.yokosuka-moa.jp/
詳細URL http://www.yokosuka-moa.jp/exhibit/kikaku/1503.html