マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展 「印象、日の出」から「睡蓮」まで

マルモッタン・モネ美術館には、印象派を代表する画家クロード・モネ(1849-1926)の、86歳で亡くなるまで手元に残したコレクションが所蔵されている。
本展は、息子ミシェルから同美術館に遺贈されたこのモネ・コレクションを中心に、約90点を紹介するものだ。子供たちの成長を記録した作品や友人ルノワールによるモネ夫妻の肖像画、旅先の風景画、白内障を患いながらも描き続けた晩年の作品などを通して、モネの豊かな創作の世界に迫る。
モネは患っていた白内障が進むにつれ、目に映る色や輪郭が変わり、画風も大きく変化したと言われている。晩年は、光の変化に伴って移り変わる水面を見つめつづけた。ジヴェルニーの庭を描きながらも、睡蓮や太鼓橋の形態は次第に抽象化されていき、色彩溢れる画面が生み出されていく。ときに荒々しい筆触をみせる最晩年の充実した作品群は、モネの眼を通した水の庭を体感させてくれるだろう。
さらに本展では、非常に早い時期から印象派の作品を評価したド・ベリオ医師のコレクションから、「印象派」の由来となった《印象、日の出》が期間限定で特別出展される。
開催期間 |
2015/09/19(土)~2015/12/13(日) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 9:30~17:30 (夜間開室期間あり/いずれも入室は閉館30分前まで) |
休館日 | 月曜日、10/13、11/24(ただし、9/21、10/12、11/2、11/23は開室) |
入場料 | 一般1,600円/学生1,300円/高校生800円/65歳以上1,000円 |
会場 |
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会場電話番号 | 03-3823-6921 |
会場URL | http://www.tobikan.jp/ |
詳細URL | http://www.tobikan.jp/exhibition/h27_monet.html |