ほっこり美術館
近年「ほっこり」という言葉が人々の口に上る機会が多くなったように思う。「ほっこり」や「ほっこりする」という言葉から連想されるのは、温かさやふこふことした柔らかさ、「なごみ」「いやし」に近い心的な満足、ふくよかで丸々とした形状など様々である。このような感覚を好む感性は現在に特有のものだろうか、それとも日本人の感性に通底しているのだろうか。
本展は、かわいらしいもの、幼いもの、小さいもの、素朴なものといった表現対象の属性による「ちいさきものたち」、丸いかたち、柔らかな色調といった作家の造形に注目した「かたちから生まれるもの」、鑑賞者に郷愁やせつなさといった感情を呼び起すテーマや物語性をもつ「こころ動かすもの」の3章で構成。
従来「美」を基準に語られてきた美術作品を、現在の感性を反映した「ほっこり」をキーワードに鑑賞者の感覚や心情から捉え直すことで、日本人の感性のありようを再考するものだ。
開催期間 |
2015/04/18(土)~2015/06/14(日) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 10:00~18:00 |
休館日 | 5/11、6/1 |
入場料 | 一般900円/高大生・65歳以上700円/中学生以下無料 |
会場 |
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会場電話番号 | 046-845-1211 |
会場URL | http://www.yokosuka-moa.jp/ |
詳細URL | http://www.yokosuka-moa.jp/exhibit/kikaku/1501.html |