スタニスラフ・リべンスキー ヤロスラヴァ・ブリフトヴァ展

スタニスラフ・リベンスキー&ヤロスラヴァ・ブリフトヴァ《ピラミッドの緑の眼》1993-95年 富山市ガラス美術館所蔵 撮影:斎城卓 スタニスラフ・リベンスキー&ヤロスラヴァ・ブリフトヴァ《ピラミッドの緑の眼》
1993-95年 富山市ガラス美術館所蔵 撮影:斎城卓

1950年代に共同制作を開始したチェコ出身のスタニスラフ・リベンスキー(1921-2002)とヤロスラヴァ・ブリフトヴァ(1924-)は、世界における現代ガラス芸術を牽引してきた。彼らは「光」と「空間」を造形表現に取り入れ、ガラス彫刻から建築に至るまで幅広い活動を展開してきた。画家であるリベンスキーはドローイングの段階で光と空間を含めたかたちを描きだし、彫刻家であるブリフトヴァがそれを基に粘土により立体へと成型する。

そしてキャスト(ガラスによる鋳造)と研磨により、作品を完成させてきた。彼らの作りだすかたちに光が宿ると、濃淡ある美しい色みと、奥行きある内部空間が現れ、荘厳な存在感を放つ。彼らが創りだす重厚な作品世界は、現在もなおヨーロッパやアメリカ、日本における現代ガラス作家たちに多大な影響を与えている。

本展では、ドローイングをはじめ、彼らの代表的なガラス彫刻などが一同に集結する機会となる。

開催期間 2016/10/15(土)~2017/02/05(日)
※イベント会期は終了しました
時間 9:30~18:00(金・土は20:00まで/いずれも入場は閉場30分前まで)
休館日 第1・第3水曜日、年末年始
入場料 一般800円/大学生600円/高校生以下無料
参加アーティスト スタニスラフ・リべンスキー、ヤロスラヴァ・ブリフトヴァ
会場
  • 富山市ガラス美術館 2F-3F
  • 展示室1、2、3
  • 富山県富山市西町5-1
会場電話番号 076-461-3100
会場URL http://toyama-glass-art-museum.jp/
詳細URL http://toyama-glass-art-museum.jp/exhibition/exhibition-945/