群馬の高崎市美術館にて、「アルフォンス・ミュシャ展」を11月27日まで開催しています。
チェコ出身のアルフォンス・ミュシャ(1860-1939)は、挿絵などの仕事をしながら絵画を学び、1887年にパリに移りました。1894年末にミュシャが制作し翌新年からパリの街を飾った、フランスの国民的女優サラ・ベルナール(1844-1923)の演劇ポスターがセンセーションを巻き起こし、ミュシャは一躍アール・ヌーヴォーの寵児となります。ミュシャの生み出す華やかな女性像と渦巻く植物文様を組み合わせたイメージは、瞬く間にヨーロッパとアメリカを席捲しました。束の間の平和と華やかな都市文化を謳歌したパリの、19世紀末から20世紀初頭の時期は「ベル・エポック(美しき時代)」と呼ばれます。ミュシャの描く女性たちはまさに、ベル・エポックの女神たちだったと言えるでしょう。
本展覧会では、ミュシャ作品の世界的なコレクターとして知られる尾形寿行氏のコレクションを中心に、流麗な女性像を描いたポスターや装飾パネル、生活に寄り添う菓子の容器や香水びんといったインダストリアル・デザインまで、約300点をご紹介します。
《本文は公式サイト紹介文より抜粋/一部編集》
開催期間 |
2022/09/23(金)~2022/11/27(日) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 10:00~18:00(金曜日は20:00まで/いずれも入館は閉館30分前まで) |
休館日 | 10/17、10/24、10/31、11/4、11/7、11/14、11/21、11/24 |
入場料 | 一般600円/大高生300円 |
会場 |
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お問い合わせ | 027-324-6125 |
会場URL | http://www.city.takasaki.gunma.jp/docs/2014011000353/ |
詳細URL | http://www.city.takasaki.gunma.jp/docs/2022081000029/ |