群馬の高崎市美術館にて、「視覚の冒険者たち」が2024年3月17日まで開催しています。
—以下、公式サイトの紹介文を抜粋—
美術作品のなかには、視覚の冒険的な試みによってさまざまな「境界」を越え、鑑賞者に心身の揺らぎを感じさせるものがあります。
20世紀初頭のキュビスムは、いろいろな視点から見た対象物をひとつの画面に結実させ、固定視点を前提とする伝統的絵画を解体してしまいます。フロッタージュやデカルコマニーなどを駆使するシュルレアリスムは、人間の意識と無意識の境界を軽やかに越えてみせました。
本展覧会では、キュビスム、シュルレアリスム、オプ・アートといった欧米の実験的制作をはじめ、日本の「寄せ絵」から瑛九やオノサト・トシノブ、靉嘔ら戦後のアーティストたち、また現代のコンセプチュアル・アートにいたるまで、視覚の冒険をとおして感覚と思考の試行錯誤を繰り返してきた多彩な表現を紹介します。
また、二次元と三次元との境界を往来しながらイリュージョンを生じさせ、物質と空間の意味をメタ視点から問い直す吉野ももの作品を特集展示します。
【関連イベント】
●出品作家によるワークショップ
泉澤守「無意識の絵画“デカルコマニー”を描こう」
講師:泉澤守(出品作家)
日時:2月25日(日) 14:00~16:00
会場:高崎市南公民館 5F 調理実習室
定員:20名(予約先着順)
参加費:300円
※要申込み
●出品作家による講演会
森竹巳「視覚実験の造形史」
講師:森竹巳(出品作家)
日時:3月3日(日) 14:00~
会場:高崎市南公民館 5F 講義室
定員:50名(予約先着順)
参加費:無料
※要申込み
開催期間 |
2024/01/27(土)~2024/03/17(日) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 10:00~18:00(金曜日は20:00まで/入館は閉館30分前まで) |
休館日 | 2/19、2/26、3/4、3/11 |
入場料 | 一般600円/大学・高校生300円 |
参加アーティスト | 吉野もも、森竹巳、歌川国芳、靉嘔、上田薫、イヴ・タンギー、パブロ・ピカソ、マックス・エルンスト 他 |
会場 |
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お問い合わせ | 027-324-6125 |
会場URL | http://www.city.takasaki.gunma.jp/docs/2014011000353/ |
詳細URL | https://www.city.takasaki.gunma.jp/docs/2023121200034/ |