展覧会「日曜日の遺跡」

2015 / 考古学者 矢野健一(立命館大学)

「第8回世界考古会議京都大会(WAC-8 京都)」(2016年)の開催に向けて、世界中の多様な芸術や表現に関わる人々と考古学研究者の出会いの場として組織された「KYOTO ART & ARCHAEOLOGY FORUM」。その一員でもある、立命館大学の矢野健一教授の縄文時代における土器の研究成果を、アート作品として展示するプロジェクト「WAC-8 京都」のプレイベントとして「日曜日の遺跡」を開催。

本イベントには空間・宣伝美術などで参加。考古学と美術の間を行き来する矢野教授が段階を踏んでいき、その領域が溶けていくのを目の当たりにした時に、このプロジェクトの成功を確信しました。作品をつくるというより、その作品ができるまでの過程を一緒に考え、熟成していくことこそが作品だったと思います。

【スタッフクレジット】
AD+D/北原和規
creation/矢野健一、立命館大学 矢野ゼミ、北原和規、藤井良平
artist/矢野健一(立命館大学)
coordinators/安芸早穂子

※2017年8月、滋賀県・米原・杉沢遺跡にて縄文遺跡発掘と同時進行で行う展示、「芸術と考古学〜time,timer,timest 夏休みの遺跡〜」を開催。

http://ummm.jp/project-garden-of-fragments.html
http://ummm.jp/project-chojomon.html

UMMM(デザイン事務所)

UMMM(デザイン事務所)

2012年、北原和規・中野可奈子・宗 幸・藤井良平の4人のデザイナーによりデザイン事務所UMMM(ムム)創立。デザインの領域はグラフィック、写真、ディスプレイ、空間、WEB、ファッション、ディレクションと多岐に渡る。ファッションブランドKIWIを立ち上げ、「Renewal」をテーマに展開している。

http://ummm.jp/

2017/7/24 16:15