「本の上の展覧会」と称して、関西在住の10名の美術作家が本を作品発表の場と選び、制作した150部限定のアートブック。完成したアートブックを一堂に並べ、購入される度に棚から本が無くなっていく展示会と販売会を兼ねたイベントを、京都のMEDIA SHOPにて開催した。

印刷方法や判型、用紙、ページ数なども作家の表現方法の一つと考え、折丁を必要としないペラ丁合・平綴じ製本を採用した。また、本によって作家の順番をランダムにしたり、表紙を各作家の小作品にすることなどによって、1つとして同じものが無い、限られた部数だからこそ可能なアートブックとなることを目指した。

【スタッフクレジット】
参加作家：厚地朋子、飯川雄大、樫木知子、鬣恒太郎、松見拓也、宮永亮、水木塁、村田宗一郎、山下耕平、山本理恵子
デザイン・造本設計：芝野健太

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