みんなで「わたしの25」- KITSUCA

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2022/10/13 11:55

デザイン情報サイト「JDN」は、インターネット黎明期の1997年にスタートして以来、四半世紀にわたりデザインに関する情報を発信してきました。読者のみなさま、これまで記事にご登場いただいたクリエイターのみなさまのおかげで2022年10月に創刊25周年を迎えます。そこで、これまでにご登場いただいてきたクリエイターや企業のみなさまから、ご自身や「デザイン」の25年を振り返るコラムなど、メッセージをお寄せいただく特集「みんなで『わたしの“25”』」を公開します。

今回は、暮らしのデザインを軸に、ブランディングや企業との商品開発、グラフィックデザインなど幅広い領域で活動する「デザインスタジオKITSUCA」。昨年から“Less is more humor”をコンセプトにしたプロダクトブランドも立ち上げたというKITSUCA代表の梅川隆嗣さんから、メッセージをいただきました。

25周年おめでとうございます。さまざまなデザインの情報を発信するJDNは、私がまだデザイナーを志す学生だったころから、就職、独立を経てブランドを立ち上げた現在にいたるまで、自身の変化と成長と共に見てきた大切なメディアだと言えます。

今回の企画のお話をいただいた時にふと思い出したのは、ブランディングで関わったカトラリーブランド「KAY BOJESEN（カイ・ボイスン）」の生誕125周年プロジェクトです。生誕125周年を記念してブランドロゴをリニューアルしたのですが、125周年と日本（Japan）で製造されているという意味を込めて、“J”の文字を通常より25%大きくデザインしました。