究極のロゴデザイン

精鋭クリエイティブディレクター、アートディレクターの思考と表現から学ぶ。

究極のロゴデザイン

企業やブランドのイメージを左右するロゴデザインですが、その良し悪しはどこにあるのでしょうか。近年は誰でも簡単にロゴが作成できるような便利なツールも増えていますが、ブランドコンセプトを見事に具現化し、機能性や耐久性を備えたロゴ設計は、見る人や使う人の記憶に残り、信頼感を与え、ブランドの価値を高めることにもつながります。

本書では、日本を代表するアートディレクター・デザイナー26名のロゴデザイン1,000点を掲載。ブランドコンセプトの落とし込み方や、ロゴデザインの鍵を握る“フォント”にも着目し、目的に合わせたフォント選びや、オリジナルフォントの設計など、どのようにしてブランドイメージを視覚化しているのか、プロセスを交えて紹介しています。

なお、巻頭特集は『SPECIAL INTERVIEW「メディアが多様化する高度情報社会に、ますます高まるロゴデザインの重要性」』。アイコニック・ブランディングという方法論を軸に数々のロゴデザインを手がけ、2021年には国立新美術館で「佐藤可士和展」を開催した佐藤可士和氏に、コンセプト設計やロゴデザインの役割についてお聞きしました。

「ロゴデザインのセンスを磨きたい」「デザイナー・アートディレクターのテクニックを学びたい」「クライアントへのプレゼンにもっと説得力を持たせたい」というデザイナーだけでなく、「企業や商品ブランドの価値を高めたい」「自社、自社商品の強みを分析したい」「商品開発、ブランド開発の方向性を探りたい」という、企業ブランディングや商品開発、ロゴデザインに関わるすべての人におすすめしたい一冊です。

【掲載デザイナー】
SPECIAL INTERVIEW/佐藤可士和(SAMURAI)、永井一史(HAKUHODO DESIGN)、廣村正彰(廣村デザイン事務所)、粟辻美早・粟辻麻喜(粟辻デザイン)、水口克夫(Hotchkiss)、居山浩二(iyamadesign inc. )、徳田祐司(canaria inc. )、水野学(good design company)、柿木原政広(10)、金谷勉(CEMENT PRODUCE DESIGN)、色部義昭(日本デザインセンター色部デザイン研究所)、内田喜基(cosmos)、木住野彰悟(6D)、池田泰幸(株式会社サン・アド)前田豊(氏デザイン)、 福岡南央子(woolen)、Takram、石川竜太(Frame)、カイシトモヤ(room-composite)、ザッツ・オールライト、櫻井優樹(METAMOS™)、小玉文(BULLET Inc.)、藤井北斗(hokkyok/MIDORIS)、荒川敬(BRIGHT inc.)、金田遼平(YES Inc.)、赤井佑輔(paragram)

発行 株式会社誠文堂新光社
編集 デザインノート編集部
仕様 B5判、352ページ
価格(税込) 4,400円
ISBN 978-4-416-52226-4