
渋谷ヒカリエ8階、47都道府県をテーマにしたミュージアム「d47 MUSEUM」では “日本のものづくりの今”をさまざまなテーマを通して、俯瞰して見ることができる場所として展開し、企画展ごとに公式書籍を制作している。デザインの視点で切り取られた“日本の今” のコレクションは、展覧会の記録としてだけでなくその企画をより深く読み解き、日本のデザインの変遷を知る資料としても機能している。
本書は、「d47 MUSEUM」の第17回企画展「47 accessories 2」を凝縮させた一冊。展示内容に加え、制作背景なども収録。アクセサリーを通して地域の個性を発信し、その継承に取り組む彼らの生の声とその想いが収められている。
蝦夷鹿の角(北海道)、会津漆器(福島県)、二俣和紙(石川県)、淡水真珠(滋賀県)、阿波藍(徳島県)、別府竹細工(大分県)など、47都道府県それぞれの土地に根付く、伝統技術や素材が活かされ生まれるアクセサリーから、これからの日本のものづくりの可能性を感じ、その在り方を探るヒントとなる。
著者 | D&DEPARTMENT PROJECT |
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仕様 | A5判変形、128ページ、並製、カラー |
価格 | 1,200円(税別) |
ISBN | 978-4-903097-57-2 |