
シリーズ最新刊は巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチ。生涯に残した観察と思考の膨大な記録(全て鏡文字!)は、絵画・工学・建築・自然科学・物理学など多岐にわたります。本書はその偉業をまじえながら、万物の探求と制作の自由を求め続けた生き方に迫ります。
原瑛莉子(パイ インターナショナル)おすすめコメント
世には芸術家の伝記がたくさんありますが、本書を含む「芸術家たちの素顔」シリーズ作は、美術史家の文章を読んで人気イラストレーターが描いた挿絵が多数入っているので、挿絵を眺めるだけでも楽しいです。
もともとは英語の書籍なので、翻訳者の市中芳江氏には、とにかくわかりやすく訳していただきました。ただ、相手はレオナルド・ダ・ヴィンチ。歴史や地名や関連人物だけでも難しく敷居の高い印象になりがちです。そこで、本シリーズの監訳者でコピーライターの岩崎亜矢氏には、さらにわかりやすく面白く読めるような言葉を選んでいただきました。翻訳者・監訳者とも苦心した一冊。
なぜミケランジェロが嫌いなのか?敵味方を問わず各国をいとも簡単に渉り歩いた理由・・・どうぞ本書を手にとってレオナルドの言い分を聞いてください。
発行 | パイ インターナショナル |
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デザイン | 松村大輔 |
監訳 | 岩崎亜矢 |
翻訳 | 市中芳江 |
翻訳協力 | 株式会社リベル |
校正 | 広瀬泉 |
仕様 | B5判変型(228×173mm)、ハードカバー、80ページ |
価格 | 1,600円(税抜) |
ISBN | 978-4-7562-4760-5 C0071 |