ジャパンデザインネットのトップページ
レポート
卒展特集 2008
 ジャパンデザインネット
 レポート
 卒展特集2008
 




卒展特集2008 レポートTOPページへ


スケジュールTOPページへ


お問い合わせはこちら


バックナンバー 一覧ページへ




トップ → レポート → 多摩美術大学 → 作品一覧


実川桃子さんの作品

近藤邦寛さんの作品

水野悠史さんの作品

川田拓人さんの作品

御立 桃さんの作品

蔵本高弘さんの作品

佐々木拓さんの作品

佐藤和美さんの作品

臼井 もも子さんの作品

秋田絵美さんの作品

仙石亜紗子さんの作品


中倉生乃さんの作品

納土悠子さんの作品

田尻佳佑さんの作品


前のページへ 学校レポートTOPページへ 次のページへ

仙石亜紗子さんの作品


多摩美術大学


ha-mo-n

仙石亜紗子 / 環境デザイン学科

目の見えない人が、聞いたり、触ったりすることでデザインやアートを楽しめる。それこそが、立体であることの醍醐味なのだと考えてきた。 JR高田馬場の駅前の一区画には、日本点字図書館をはじめとする5つの盲人用施設が点在しており、点字ブロックと音声信号が張り巡らされている。 しかし、点字図書館には訪れた人々がゆっくりと時間を過ごすスペースは確保されておらず、点字図書の制作と保存に殆どのスペースが使用されいる。 そこで、この盲人のアクセスしやすいインフラを利用し、区画の中心の空き地に点字図書を読むスペース、また視覚以外の要素で楽しむことのできる複合施設を計画した。
ha-mo-nは高さ8mmの円弧の起伏。白杖や足の裏で起伏を感じ取ることで、どの方向に壁や家具があるのか、そこまでの距離が認識でき、また障害物の周りを物に触れることなく廻ることができる。 ha-mo-nの中心と中心を結ぶ線と、ha-mo-nの交点には柱が立っており、構造であると同時に、空間と空間を結ぶオリエンテーションの役割をしている。 またスラブがドーム状に起伏することで、ドーム下の音が反響し、ガヤガヤしたカフェ、シーンとした美術館など、音によって空間の差異を識別できる。



前のページへ 学校レポートTOPページへ 次のページへ

このページのトップへ



JDNとは広告掲載について求人広告掲載お問合せ個人情報保護基本方針サイト利用規約サイトマップ
デザインのお仕事コンテスト情報 登竜門展覧会情報

Copyright(c)1997 JDN
このwebサイトの全ての内容について、一切の転載・改変を禁じます。