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多摩美術大学 
  
  
めめ、ほるすたいん 
  
実川桃子 / 工芸学科 陶 
  
この作品は、わたしが感じている 女性とか女の子、♀のイメージです。 
ウシの乳や生きものっぽいものに表現の形を沿わせたのは、コンセプトが例え無くても、形の魅力や迫力が伝わりやすいと思ったからです。 
タイトルのめめ、ほるすたいんのめめは、「女女」にちょっとかけています。女の子の体の魅力的なところは、例えば自分以外の人間の命を腹に宿すことができる事。心の魅力的なところは、例えばしたたかさとか、さみしい状況が綺麗さを生むような矛盾。
ジェンダーとか、女性蔑視のテーマで作ったわけではありません。多少メス扱いする言葉が世間にあるので、そのアンチは意識してますが。
 
もっと身近で、♀であるわたしが、日々うごいて、考えたり、思う。わたしやっぱり女の子なんだわーがこの作品です。13人の女の子の胸の乳を型どりしたので、いろいろなタイプの女の子の気持ちが詰まっているはずです。哀しみとか、ずる賢さとか、愛情とか、母性とか、泣き声とか、恥ずかしさとか、秘密とか。 
  
 
 
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