高雄Mold – taiwan design expo

2022 / TDRI- Taiwan Design Research Institute

台湾デザイン研究院が主催する台湾デザインエキスポにて、外国人招聘作家として呼ばれたときに出展した作品。来客にはデザインの展示をはじめて見るという人も多いため、プロダクトデザインのベースとなる「型」を誰もがつくれるようなものとして提案。

会場となった高雄の文化的、地理的な特徴を24mm角のピースの形に再表現し、このピースを組み合わせることで、この地方の菓子「緑豆糕(リュウトォガオ)」の型をつくることができる。実際に現地の菓子職人の協力のもと、緑豆糕も製作して展示をおこなった。

三星安澄(グラフィックデザイナー/昭和女子大学特命講師)

三星安澄(グラフィックデザイナー/昭和女子大学特命講師)

1980年生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒。在学中から美術家・野老朝雄に師事。卒業と同時に独立し三星デザインを設立。グラフィックからプロダクトの領域にてデザイン活動をおこなう。古書店「国立本店」、紙雑貨店「西荻紙店」などの店舗経営に携わる傍ら、企業のブランディングや商品開発をおこなう。2020年より昭和女子大学環境デザイン学科特命講師。近年は大学での研究制作と現場でのデザイン制作のふたつの界を繋げるような活動に重心をおいている。

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2024/3/20 12:45