- デザインコンセプト
- 担当:小野 直紀 / YOY
2006年にオープンした「Granbell Hotel Shibuya」のリノベーションプロジェクト。全体の企画・設計を行うUDSとともに、3つのスイートルームを含む計54の客室および共有スペースのリノベーションを実施。「アートと機能の融合」を全体のコンセプトに、5つの異なるテーマでそれぞれの客室をデザインした。
[ROOM OF LIGHT](写真1~2枚目)
このホテルで一番広いスイートルーム。一見、モノトーンのシックな部屋だが、ひとたび照明のスイッチを入れると、壁の中に埋め込んだ照明により、ベッドや花器、時計などの家具やプロダクトと呼応するように、光の装飾が幻想的に浮かび上がる。
[ROOM OF CANVAS](写真3~4枚目)
高い天井が特徴的なメゾネットタイプのスイートルーム。壁面全体に、椅子や照明、クローゼット、時計など様々な家具やプロダクトが描かれたキャンバスをレイアウト。すべてのキャンバスが、実際の家具やプロダクトとして機能している。
[ROOM OF DRAWER](写真5~6枚目)
大きな窓のあるメゾネットタイプのスイートルーム。壁面全体を多数の引き出しで覆い尽くし、間接照明、ベッド、棚など様々な機能を持たせている。
[ROOM OF LIGHTING CURTAIN](写真7枚目)
高い天井が特徴的なツインルーム。シャンデリアとして機能する大きなカーテンをデザイン。壁面にはポスターをモチーフにした照明や額縁をレイアウト。
[ROOM OF POSTER](写真8枚目)
客室の多くを占めるシングル、ダブル、ツインルームでは、ポスターをモチーフにデザインしたカラフルな照明や額縁を壁面にレイアウト。シンプルな部屋に彩りを持たせている。
[ENTRANCE](写真9枚目)
エントランスの壁面には、K’s Design Labと共同で開発した3Dプリンターによるサインシステム「WALL STITCH PROJECT」を採用し、ゲストを迎えるメッセージを施した。
施設名 | Granbell Hotel Shibuya |
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所在地 | 東京都渋谷区桜丘町15-17 |
オープン | 2015年2月 |
総合プロデュース | 株式会社UDS |
空間デザイン | YOY&株式会社UDS |
施工 | 内装のみ 部分改装 |
床面積 | ビジネススイート62.5m2 ペントハウススイート42.6m2 フェミニンスイート48.8m2 スーペリアツイン29.6m2 プレミアツイン29.6m2 シングルルーム12.0m2 |
撮影 | ナカサ&パートナーズ |