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Parrot Zik 2.0
ミニマムなデザインに多様な機能を凝縮した、最高峰のワイヤレスヘッドホン
2011年に発売された前モデルに続き、小型ヘリコプタ「ドローン」でも知られるParrot(パロット)社と、フランス人デザイナーの巨匠Philippe Starck(フィリップ・スタルク)氏とのコラボレーションが再び実現。丸みを帯びたミニマムな美しさがさらに洗練され、前モデルから17%も軽量化を実現して「Parrot Zik 2.0」として進化を遂げた。
その独特な外観ががまず目を引くが、それ以上に凝縮されたテクノロジーと妥協を許さない音質の追求に独自性がある。前作同様にタッチ方式のコマンドパネルを採用。右ヘッドフォンの表側全体がタッチパネルになっていて、曲の変更、ボリューム調整、一時停止などの基本操作を直感的に行うことができる。通話のコントロールに関しても同様。
ノイズキャンセリング機能も強化。新たに2点の特許も取得した。一つ目は、環境に適応する「アクティブ・ノイズコントロール」、快適なリスニングの妨げとなる周囲の雑音を遮断。6つのマイクがリスニングを妨害する残留ノイズを分析し、逆位相の音波を発生し最大30dbまでノイズリダクションする。二つ目の「ストリートモード」は、ヘッドホンに搭載されている6つのマイクが周囲の音を拾って、ヘッドフォン側から出力で音楽とともに周囲の音を再現するとういもの。このモードを選択しておけば、周囲の音をきちんと認識ながら音楽を楽しむことができる。集音レベルをアプリで自在に調節できるのが特徴だ。
さらに、無料の専用アプリケーションを使用すれば、5帯域のフルパラメトリックイコライザーや空間音響効果などで自分好みにチューニングできるのが。DJ Jazzy Jeff、Richard Dorfmeisterなどのアーティストが自身の曲の音質をコントロールするために、チューニングした設定も無料提供している。
Bluetoothを採用し、ワイヤレスで音楽や通話が可能。スマートフォン、タブレット、コンピュータと互換性があり、大部分のオーディオコーデック対応している。
ブランド:Parrot(パロット)
1994年にアンリ・セドゥ(Henri Seydoux)氏によって設立。先端技術を活用して、スマートフォンやタブレットに対応した製品の企画開発を手がける。自動車用のハンズフリー通信システムをはじめとした、モバイル接続とマルチメディアの分野で世界的な評価を確立。
Parrot Zik 2.0
サイズ | 約W175×H202×D39.3mm |
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重量 | 270g |
カラー | ブラック、ホワイト、モカ、ブルー、オレンジ、イエロー |
価格(税抜) | 44,900円 |