モノとコト 優れたデザインやアイデアで、日々の生活を少し豊かにしてくれるモノとコトを紹介

INFOBAR A03(インフォバー エー ゼロ サン)

INFOBAR A03

誕生から12年、6代目は陽極酸化処理による4つのトリコロール

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「機能での差別化がなくなってきたこの時代に、もう一度プロダクトデザイン、モノとしての魅力に回帰」、「持つ人の気持ちと暮らしを彩る」という思想をより進化させた6代目となるINFOBAR。前回までに続き深澤直人氏、中村勇吾氏、Corneliusの3人がデザイナーとして参加している。

長く愛着を持って使いたくなることを目指した形は、曲線で構成し手に馴染む心地よいサイズ感。ディスプレイは4.5インチ、フルHD。強化ガラスを透明樹脂で一体成形、両サイドに回り込む曲面が印象的。復活を望む声も大きかったボタンは、タッチセンサーキーとして復活した。

色は伝統とも言える「NISHIKIGOI」、水面の青をイメージした「POOL」、深みのある茶色の「MOCHA BROWN」、春を想わせる「SAKURA IRO」の4種類。ベースとなる色はアルミボディを陽極酸化処理して表現し、らしさの一つであるトリコロール配色はタッチボタンに採用した。ユーザーインターフェース「iida UI」は、よりシンンプルに、日頃の使いやすさを目指したバージョンアップがなされ、音も最適化されている。

置き時計としての佇まいを考慮した卓上ホルダが付属し、専用にデザインされたアナログとデジタル時計2種もプリセットされる。

デザイナー:深澤直人

プロダクトデザイナー
1956年生まれ。デザインの領域は、腕時計や携帯電話などの小型情報機器からコンピューターとその関連機器、家電、生活雑貨用品、家具、インテリアなど幅広い。イタリア、ドイツ、フランス、スイス、北欧などのヨーロッパやアジアを代表するブランドのデザインを手掛ける。2007年ロイヤルデザイナー・フォー・インダストリー(英国王室芸術協会)の称号を授与されるなど受賞歴多数。2010~2014年グッドデザイン審査委員長。

デザイナー:中村勇吾

ウェブデザイナー・インターフェイスデザイナー・映像ディレクター
1970年奈良県生まれ。2004年にデザインスタジオ「tha ltd.」を設立。以後、数多くのウェブデザインや映像のアートディレクション・デザイン・プログラミングの分野で横断・縦断的に活動を続けている。ユニクロの一連のウェブディレクションNHK教育番組「デザインあ」のディレクションなど。主な受賞に、カンヌ国際広告賞グランプリ、東京インタラクティブ・アド・アワードグランプリ、TDC賞グランプリ、毎日デザイン賞など。

デザイナー:Cornelius

小山田圭吾のソロプロジェクト。1993年、Cornelius(コーネリアス)として活動開始。現在まで5枚のオリジナルアルバムをリリース。自身の活動以外にも、国内外多数のアーティストとのコラボレーションやREMIX。プロデュースなど幅広く活動中。

INFOBAR A03(インフォバー エー ゼロ サン)

カラー NISHIKIGOI、POOL、MOCHA BROWN、SAKURA IRO
サイズ 約68×131×8.9mm
重量 約130g

お問い合わせ

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http://www.au.kddi.com

これまでに紹介したモノとコト