活字のもと「種字」を手彫りした彫刻師に光を当てた書籍『活字の種をつくった人々』が発売

活字のもと「種字」を手彫りした彫刻師に光を当てた書籍『活字の種をつくった人々』が発売

株式会社水鈴社が、書籍『活字の種をつくった人々』を2026年8月4日に発売した。

本書は、活版印刷で使う「活字」のおおもととなる型=「種字(たねじ)」を彫り続けた「種字彫刻師」に光を当てた、日本で初めての本格的な書籍だ。かつて主流だった活版印刷は、鉛の活字を組み合わせてつくった凸状の板にインキを塗り、圧力をかけて紙に転写する印刷方式。使われる鉛活字の大きさはわずか2~3mm角で、種字彫刻師は、その小さなサイズに彫刻刀を使って鏡文字を彫り、明朝体やゴシック体、楷書体など、さまざまなデザインの種字を作っていた。

本書では、現代のフォントの源流といえる文字を彫っていた種字彫刻師の人と仕事を、数年前までご存命だった2名の種字彫刻師への貴重な直接取材や膨大な資料、実物などからひもといていく。活版印刷や活字について基礎から解説しているほか、豊富な写真とイラストによりビジュアルでわかりやすい内容となっている。

https://www.suirinsha.co.jp/books/detail/22