永井一史著、子どものためのデザイン書『14歳からはじめるデザイン』が発売

永井一史著、子どものためのデザイン書『14歳からはじめるデザイン』が発売

株式会社マイナビ出版が、子どものためのデザイン書『14歳からはじめるデザイン』を2025年6月26日に発売した。

著者は、多摩美術大学教授、博報堂デザイン代表の永井一史。永井は、アートディレクターとしてさまざまなブランディングやプロジェクトデザインを手がけてきた。援助が必要なことを知らせる「ヘルプマーク」のデザインでは、「外見からはわかりにくい困難を抱えている人が、公共交通機関で席を譲ってもらえない」という社会課題に対し、譲る側の躊躇に着目して「+(プラス)」と「ハート」を組み合わせたシンボルを考案。外からは「見えない障がい」を「見える化」することで社会課題を解決した。

本書はおもに中高生を対象に、デザインによって創造力、問題解決力、コミュニケーション力、共創力という4つの「生きる力」を養うことを目的としている。デザインを「より良くすること」と定義し、もののかたちだけではなく、より良くデザインするための考え方や、デザインの力を活かす方法をわかりやすく説明。誰もが身の回りをより良くする力を持っていることを伝える内容となっている。

https://book.mynavi.jp/ec/products/detail/id=147759