成安造形大学が、ゲーム・アニメーション領域など3つの新領域を開設

滋賀県大津市の成安造形大学が、2027年4月に3つの新領域を開設し、新校舎を完成させる計画を発表した。社会テーマと芸術の接点を捉え、新しい学びのジャンルの追加や教育・研究の高度化を図る取り組みで、教育理念である「芸術による社会への貢献」の実現をめざしている。
開設される新領域は「ゲーム・アニメーション領域」「コスチューム領域」「空間造形デザイン領域」の3つ。ゲーム・アニメーション領域では、ゲームグラフィック、3DCG、アニメーションの3コースを設置し、遊びから「好き」を深める学びを提供する。コスチューム領域では100年の歴史を受け継ぐコスチューム教育を展開し、空間造形デザイン領域では、住環境デザインとプロダクトデザインの2コースで新たな価値を創出する構想となっている。
また、2027年3月に完成予定の新校舎を建設。1階は地域実践領域の教室と新しいギャラリー、2、3階は新設されるゲーム・アニメーション領域の教室となる。さらに、「クリエイティブサポートセンター」と「デジタルクリエーションオープンラボ」の新設も計画している。