渋谷・THE TOKYO TOILETを舞台に、ヴィム・ヴェンダースが最新作の製作を発表

渋谷・THE TOKYO TOILETを舞台に、ヴィム・ヴェンダースが最新作の製作を発表

東京・渋谷のTHE TOKYO TOILETプロジェクトで改修された公共トイレを舞台に、ドイツ出身映画監督のヴィム・ヴェンダースが最新作を撮影することが発表された。

2020年からスタートしたTHE TOKYO TOILETは、世界的に活躍する16名の建築家やクリエイターがそれぞれの個性を発揮し、東京・渋谷区内17カ所の公共トイレを新たなデザインで改修するプロジェクト。現在までに12カ所が完成している。

今回ヴェンダース監督は、現在の東京、渋谷の街、THE TOKYO TOILETで改修された公共トイレを舞台に映像製作を行う。記者発表では、同プロジェクトに参加している建築家の安藤忠雄と長谷部健渋谷区長を迎え、このアートプロジェクトの魅力や、監督が改めて見つめる東京・渋谷の変貌、そして“アート”は私たちに何を問いかけるのかが語された。なお、主演には役所広司を迎え、公開は2023年を予定している。

https://tokyotoilet.jp/