武蔵野美術大学が、教育・研究資産を活⽤した共創事業会社 「武蔵野美術⼤学ソーシャルマネジメント」を設立

武蔵野美術大学が、教育・研究資産を活⽤した共創事業会社 「武蔵野美術⼤学ソーシャルマネジメント」を設立

武蔵野美術⼤学が、教育・研究資産を活用した新たな共創事業会社「武蔵野美術大学ソーシャルマネジメント」を展開することが発表された。

今回の発表は、社会の課題解決により一層貢献できるよう同大学が教育共創事業を展開するもので、この事業展開のため、100%出資会社である株式会社武蔵野美術⼤学出版局の社名を、4⽉3⽇より「株式会社武蔵野美術⼤学ソーシャルマネジメント」へ変更。教育共創事業部、出版事業部、リソース事業部の3事業部を導⼊することも発表された。

教育共創事業部は卒業生および在学生との連携を通し、産官学連携の強化や、ニーズに合わせた美術・デザイン教育プログラムの展開、美術・デザインの普及振興を目的としている。出版事業部は母体となる株式会社武蔵野美術⼤学出版局が行ってきた、武蔵野美術⼤学造形学部通信教育課程のテキスト企画制作や⼤学の研究成果を中⼼とした学術分野の書籍の企画、制作、販売など、これまでの活動を通して蓄積した信頼を活かすため、今後も「武蔵野美術⼤学出版局」を継続使⽤する。リソース事業部は、法⼈が持つ運⽤資産を中⼼として、法⼈不動産の管理や賃貸などを行う。法⼈不動産の活⽤では、教育共創事業部と連携し、新たな価値を⽣み出す、美術⼤学ならではの資産活⽤を⽬指すという。

なお社名には「⼤学のすべての資産を活⽤し、社会におけるアート・デザインのプレゼンス向上を⽬指す」というメッセージが込められており、通称は「武蔵野美術大学ソーシャルマネジメント(MUSABI Social Management Co., Ltd.)」の頭文字を取った「MUSABISM(ムサビズム)」。

https://www.musabi.ac.jp/news/20210402_03_01/