中国を代表する国際デザイン賞「DIA2021」が、6月25日まで作品を募集

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中国を代表する国際デザイン賞「DIA2021」が、6月25日まで作品を募集

中国を代表する美術系教育研究大学の一つである、中国美術学院(China Academy of Art)主催の国際的なデザイン賞「DIA2021」が、作品応募を2021年6月25日まで受け付けている。

「DIA(DESIGN INTELLIGENCE AWARD)」は、2015年にスタートしたデザイン賞で、この5年間の間に60カ国から2万7,000件を越える応募があり、中国を代表する国際的なデザイン賞の一つになっている。日本の企業やデザイナーからも応募があり、「DIA2020」ではソニー・インタラクティブエンタテインメントの「工作生物・ゲズンロイド」が、最高賞である金賞を受賞した。

DIAには製品部門と提案部門の2部門があり、製品部門は「文化革新」「生きる知恵」「産業機械」「デジタルエコノミー」の4つの領域に分かれており、モノだけではなく、サービスやビジネスソリューション、ソーシャルイノベーションなど幅広いデザイン領域が対象となる。また、デザインによるイノベーションを奨励する提案部門の2021年のテーマは「共生」で、特にCOVID-19の収束後を見据えた提案が期待されている。

各部門には賞金が提供される特別賞があり、製品部門の金賞受賞者には100万元(日本円約1,500万円)が与えられる。なお、DIAでは製造業と受賞者のマッチングを支援するプログラムも用意されている。

参加費は両部門とも無料で、公式サイトにて応募を受け付けている。審査は、一次審査と最終審査に分かれており、日本からの応募対象は7月上旬に応募時に提出された情報をもとにオンラインで開催される予定。9月中旬に中国美術学院で開催される最終審査は、現品あるいは説明ビデオをもとに審査が行われる。審査会終了後には、授賞式と美術学院「デザインミュージアム」で授賞作品展示会が開催予定だ。

■DIA公式サイト
https://www.di-award.org/
■応募問い合わせ
service@di-award.org
■日本連絡先(一般社団法人国際デザイン研究フォーラム)
design-forum@gc5.so-net.ne.jp