加藤賢策がデザイン、八戸市美術館のシンボルマークとロゴが決定

加藤賢策がデザイン、八戸市美術館のシンボルマークとロゴが決定

2021年11月にグランドオープン予定の、八戸市美術館のシンボルマークとロゴデザインが発表された。

旧八戸税務署庁舎を改修・転用し、1986年に開館した八戸市美術館。建物の老朽化や展示・収蔵機能の不足から、2016年より新たな美術館の整備が進められてきた。新しい美術館の特徴は、さまざまな活動が行われる「ジャイアントルーム」という大きなパブリックスペースがあることだ。

今回発表されたシンボルマークとロゴデザインは、アートディレクター&グラフィックデザイナーの加藤賢策(LABORATORIES)が手がけた。デザインに関して、「このシンボルマークは、新しい美術館が八戸の未来を描くための『大きな土台』になってほしいと思い、シンボル上部に大きな円形の空間が現れるようにデザインしています。美術館で生まれるものごとが未来の空白に次々描かれていく姿をイメージして制作しました」とコメントしている。

また、美術館の設計は、西澤徹夫建築事務所・タカバンスタジオ設計共同体が担当。館長には日本大学理工学部教授で建築家の佐藤慎也が就任する。

https://hachinohe-art-museum.jp