2020年10月28日から30日までの3日間、東京ビッグサイトで開催が予定されていた「IFFT/インテリア ライフスタイル リビング 2020」が、新型コロナウイルス感染症の流行状況を踏まえ、中止することが発表された。

「IFFT/インテリア ライフスタイル リビング」は、一般社団法人日本家具産業振興会とメッセフランクフルト ジャパン株式会社が共同主催するインテリア・デザインの国際見本市。日本各地の家具産地をはじめ、デザイン雑貨や生活用品など空間全体を構成する商材が集まる見本市で、昨年は14カ国・地域から352社が出展、16,016名の来場者が訪れた。

今回の中止決定に際して主催者は、「出展や来場を予定している方々の期待に応えるべく、また、業界全体の活性化のためにも開催に向けた新型コロナウイルス感染症対策の準備を進めていました。しかしながら、東京を中心に感染者数が再び大幅に増加していること、また日本政府の大規模イベント開催制限の緩和が延期される中、出展者や来場者だけでなくイベントに関わる全ての関係者の健康、安全を優先するため断腸の思いで断念しました」とコメントしている。

なお、2021年春に開催する姉妹見本市「インテリア ライフスタイル」は予定通り開催準備が進んでいる。

https://interiorlifestyle-tokyo.jp.messefrankfurt.com/tokyo/ja.html