アートディレクター山崎晴太郎が「JMC」のCDOに就任、約一年をかけてブランドリニューアルを実施
3Dプリンター出力事業を行うJMCのCDO(チーフ・デザイン・オフィサー)に、アートディレクターの山崎晴太郎が就任。約一年をかけてブランドリニューアルを実施する。
3Dプリンターによる製造受託市場への早期参入をはじめ、伝統製法であった鋳造技術のデジタルデータ化や定量化などに取り組む同社は、2014年の同氏の取締役就任を機に、従来製造業にはなかったブランディング戦略やデザイン思考などを実施する「デザイン経営」を取り入れてきた。今回のCDO就任にあたって、ブランドリニューアルプロジェクト開始。第一弾として、ロゴと企業理念の刷新を行った。
発表された新たなロゴは、独自開発による「JMCフォント(字体)」で制作。鋳造や機械加工での高い再現性を条件としながら、愛着が湧くモダンな印象のフォントを目指したという。
同じく新たな企業理念として、新フィロソフィー(経営理念)「MADE BY JMC」と新ビジョン「ものづくりに知性を。」を発表。それぞれ、強固なブランドの確立と日本の製造業の先頭に立つという想い、既存のものづくりの枠組みに縛られない事業展開への意志が表現されている。
同社は今後、高いファッション性と機能性の両立を実現した作業着の開発をはじめ、新規工場建設、ブランドムービーやブランドブックの制作を展開していく予定。