無印良品 池袋西武 企画展「STOCK展」より 柳本浩市 自宅 Photo : Gottingham
2016年3月に46歳で急逝したデザインディレクター、柳本浩市を追悼する展覧会「柳本浩市展“アーキヴィスト-柳本さんが残してくれたもの”」が、six factoryで開催される。
柳本浩市は、2002年に出版やプロデュースを行う自身のレーベル「Glyph.(グリフ)」を立ち上げ、出版や企業との商品開発、展覧会のプロデュースなどで多くの実績を残した。同時に多様なジャンルの収集家として知られ、その収集物が展覧会や各種媒体で紹介されるなど、価値の高さが広く認められていた。
同展では、柳本をアーキヴィスト(ものを収集し、整理し、その価値を見きわめてアーカイヴをつくり、未来へ発展させていく人)として捉え、彼の遺品を通してその思想と活動を伝えていく。
会場では、柳本自ら作成し、自宅に保管していた資料ファイルを公開。来場者は実際に手に取って貴重な内容を見ることができる。そこには多様な領域の記事や文献とともに、伝説的エアライン「ブラニフ」や過去のオリンピック関連の印刷物なども含まれている。また、世界各国のスーパーマーケットや郵便局などで入手した食品パッケージ、洗剤などの容器、配送用ボックスなども展示し、さまざまなアイテムが図書館のように分類と関連性をもって展示される。
また同展に合わせて、冊子「YANAGIMOTO KOICHI – ARCHIVISTʼ S VISION」が製作され、「ファイリング」「トラベル」「ポストモダン」などのいくつかのキーワードを手がかりにアーキヴィストとしての柳本浩市の功績が紹介される。故人を追悼するとともに、その活動の意図がいかに未来に向けられていたかを考察していく。
【関連イベント】
●オープニングイベント
日時:4月29日(土) 12:00~17:00(予定)
開催期間 |
2017/04/29(土)~2017/06/04(日) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 12:00~18:00 |
休館日 | 会期中無休 |
入場料 | 一般500円/大学生200円(学生証提示)/高校生以下無料 |
参加アーティスト | 柳本浩市 |
会場 |
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会場URL | http://sixfactory.jp/ |
詳細URL | https://www.facebook.com/Yanagimoto.Koichi.Exhibition/ |