
2017/12/21 10:35
銅版画家・浜口陽三は、さくらんぼや毛糸などのモチーフを選び、カラーメゾチント技法を用いて新しい作品世界を生み出した。光を帯び、闇から浮かび上がる静物は、半世紀たった今でも新鮮に映る。
本展では、身近なものを題材にし、見る人に何かを思い起こさせ、胸を満たしてくれる作品が集められた。思春期を思わせる少年少女を、軽い筆致と透明感ある色彩で描くカロリーナ・ラケル・アンティッチ。日常でふと目にする事物や景色に着眼し、ユーモアを交えて写生するように彫刻する前原冬樹。彼方から届く光を、色を重ね、ワックスで包むことで表現する向山喜章。4人の作家のつくり出す空間は、私たちの記憶やイメージと交差する。引き出しの奥に閉まってあった心のかけらにささやきかける作品の数々をご覧いただきたい。
【関連イベント】
●出品作家による解説と作品鑑賞会
日時:2018年3月24日(土) 15:30~16:30
入場料:無料
●鈴木昭男サウンドパフォーマンス-空間に放たれた音の形は、聴くことの原点を蘇らせる
日時:2018年2月4日(日) 14:00~
定員:50名
入場料:800円(入館料込み)
※要予約
●ワークショップ-記憶を描く
日時:2018年3月25日(日) 14:00~16:00
定員:親子ペアで9組
参加費:2,000円(入館料込み)
※要予約
開催期間 |
2018/01/16(火)~2018/04/15(日) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 11:00~17:00(土日祝は10:00から) |
休館日 | 月曜日(ただし月曜が祝日の場合は開館、翌火曜日が休館) |
入場料 | 一般600円/大学・高校生400円/中学生以下無料/障害者手帳をお持ちの方とお連れ様1名は無料 |
参加アーティスト | 浜口陽三、カロリーナ・ラケル・アンティッチ、前原冬樹、向山喜章 |
会場 |
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お問い合わせ | 03-3665-0251 |
会場URL | https://www.yamasa.com/musee/ |
詳細URL | https://www.yamasa.com/musee/exhibitions/20180116-0415/ |