
本展は、「彫刻」という概念が誕生し、ロダンの影響を受けた明治期、大正期から昭和初期にかけての多様な展開、そして戦後の現代美術からたちあがった立体造形と近代日本彫刻史を踏まえ発展していった現代彫刻までを、東京国立近代美術館のコレクションより、それぞれの時代を象徴する代表作から通観するものです。
ロダンに多大な影響を受けた高村光太郎や荻原守衛、中原悌二郎をはじめ、木彫の世界を広げた平櫛田中や橋本平八、第二次大戦後の現代美術で存在を示した舟越保武、向井良吉、三木富雄から1980年代の表現までを通観し、近代日本に新しく発生した「彫刻」という概念が、各時代を代表する作家達にどのような刺激を与え創造を促したのか、作家達は「彫刻」をどのように解釈し、何に重きを置き立体として制作したのかを探ります。
熊本県下では、近代日本彫刻をテーマにした大規模な企画展は初めての開催です。本展が、教科書やメディアを通じて知っていた「あの名品」の本当の魅力を紹介する機会となれば幸いです。
【同時開催】
■CAMKコレクション展 vol.6 きっかけは「彫刻」。―現代日本の彫刻と立体造形
《本文は公式サイト紹介文より抜粋/一部編集》
開催期間 |
2019/09/21(土)~2019/11/24(日) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 10:00~20:00(入場は閉館30分前まで) |
休館日 | 火曜日(ただし10/22は開館し、翌日休館) |
入場料 | 一般1,000円/シニア(65歳以上)800円/学生(高校生以上)500円/中学生以下無料 |
参加アーティスト | 竹内久一、山崎朝雲、米原雲海、平櫛田中、荻原守衛、戸張孤雁、朝倉文夫、高村光太郎 他 |
会場 |
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会場電話番号 | 096-278-7500 |
会場URL | https://www.camk.jp/ |
詳細URL | https://www.camk.jp/exhibition/sculpture/ |