デザインをより身近に楽しみながら学ぶための体験型展覧会「PARCO DESIGN MUSEUM」を開催する。

インテリアとデザインを軸に活動するアッシュ・ペー・フランス株式会社「BATOMA」（場と間）プロデュースによる本展では、旬なデザインテーマを掲げながら、テーマに特化した展示に加え、ワークショップなどの体験型コンテンツもある。デザインやアートを楽しむきっかけづくりを行い、池袋の街が大人も子供も訪れる“楽しい”カルチャーの発信地となることを目指している。

今回のデザインテーマは、「保存」。コレクターによるモノの保存、食材の保存、アーティストが作品にした保存。一言に保存と言っても、さまざまな意味合いが存在する。本展では、人類の発展に不可欠だった「保存」を、「食」「デザイン」「アート」などを切り口として、多種多様な「保存」のあり方を紹介していく。

古来からの知恵によって発展してきた保存食「発酵食品」や、コレクター独自の視点で蒐集されたさまざまなもの、保存するための技術をアートに昇華させた作品たちがSUPPOSE DESIGN OFFICE 吉田愛の構成による会場に並ぶ。

会期中は、ワークショップやセミナーなどさまざまなイベントを開催するほか、「保存」をテーマに集められた商品が並ぶ、ここだけのミュージアムショップも登場。さまざまな角度から、改めて「保存」という概念を見直し、その重要性を体感する企画展を楽しんでいただきたい。