フィリップ・パレーノ展

オブジェが語りはじめると

マーキー, 2016 Courtesy the artist and Esther Schipper, Berlin Photo © Andrea Rossetti マーキー, 2016
Courtesy the artist and Esther Schipper, Berlin
Photo © Andrea Rossetti

同時代の重要なアーティストの一人、フィリップ・パレーノの日本初となる大掛かりな展覧会です。パレーノの特徴は、映像、彫刻、ドローイング、テキストなど多様な手法を用い、展覧会を一貫したひとつのメディアとして捉えていることです。つまり展覧会は一連の出来事が展開する空間であり、個々の作品の意味ではなく、「オブジェクト」として展覧会の可能性を探っていくと、展覧会はオープンスペースとなり、時に応じて変化するフォーマットとなります。展覧会に訪れることが、空間的・時間的境界や感覚的経験を伴う唯一無二の体験となることを目指しているのです。

本展では、パレーノの代表作である白熱光が点滅する「マーキー」や、天井に張りつく風船「吹き出し」のほか、1995年にワタリウム美術館と伝説のキュレター、ヤン・フートがコラボレートした展覧会「水の波紋展」で制作した氷の「雪だるま」がその姿を新しくし、登場します。無色透明なこれらの作品を通し、パレーノが見ている近未来の風景が広がるのでしょうか。最先端でありながら懐かしい、現れては消える不思議なパレーノワールドです。

《本文は公式サイト紹介文より抜粋》

開催期間 2019/11/02(土)~2020/03/22(日)
※イベント会期は終了しました
時間 11:00~19:00(水曜日は21:00まで)
休館日 月曜日(ただし、11/4、12/30、2020年1/13、2/24は開館)、12/31~2020年1/3
入場料 大人2人 1,600円/学生2人 1,200円/小・中学生500円/70歳以上の方700円/フィリップ・パレーノ Pass 1,500円
参加アーティスト フィリップ・パレーノ
会場
  • ワタリウム美術館
  • 東京都渋谷区神宮前3-7-6
会場電話番号 03-3402-3001
会場URL http://www.watarium.co.jp/
詳細URL http://www.watarium.co.jp/exhibition/1910pareno/index.html