Parametric Move 動きをうごかす展

東京大学の山中研究室では、人と人工物の将来における、より親和性の高いコミュニケーションを目指して、ロボットをはじめとするさまざまな動くプロトタイプを研究・制作してきた。本展では、近年の新作を含む9点のプロトタイプがすべて動く状態で展示される。
本展の特徴は、来場者が動きを見るだけでなく動きのパラメーター調整に参加できる点。動きをつくる際、デザイナーあるいはアーティストはさまざまなパラメーターを緻密に調整することで、美しい動き、自然な動きをつくりあげていく。本展では、作品の前に作品ごとの特徴的なパラメーターを割り当てたダイヤル台を設置することで、来場者自身が動きのパラメーターにアクセスできるようになっている。手元のダイヤルと連動して変化する動きを観察することで、パラメーターと動きの関係性、パラメーター調整と動きの繊細さなど、新たな視点から動きを楽しめることを目指している。
本展では山中研究室の作品に加えて、ゲストとして藤堂高行の「SEER: Simulative Emotional Expression Robot」も展示される。2018年2月にTwitterで公開された動画が133万再生されるなど、国内外で大きな注目を集めている作品だ。今回作品発表後、初めての展示会参加となる。
開催期間 |
2018/06/08(金)~2018/06/17(日) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 15:00〜19:00(金土日は11:00~) |
休館日 | 会期中無休 |
入場料 | 無料 |
参加アーティスト | 山中研究室、藤堂高行 |
会場 |
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会場URL | https://www.u-tokyo.ac.jp/index_j.html |
詳細URL | http://www.design-lab.iis.u-tokyo.ac.jp/exhibition/proto2018/ |