愛知の豊田市民芸館にて、「おいしい民窯　―食のうつわ―」が2025年5月25日まで開催しています。

—以下、公式サイトの紹介文を抜粋—

「民窯（みんよう）」とは、日々の生活のなかで使う器や道具などを焼く窯、またはそのやきもの自体を指します。日本民藝館の創設者・柳宗悦（1889～1961）は「普段使い」「下手物」といわれるものの美しさを具体的に示すために、皿や碗（椀）などの食の器を取り上げて紹介しました。また、柳家の食卓では、民藝運動を共に牽引した盟友・河井寬次郎や濱田庄司によるうつわが使われていました。

今回の展示では、愛知県の瀬戸焼をはじめとした全国の民窯のやきもの、河井・濱田による食のうつわや日本民藝館展の入選作品を中心とした現代の職人の手仕事によるものまで、当館が所蔵する食にまつわるやきものを紹介します。

【関連イベント】
●記念講演会「瀬戸本業窯のこれまでとこれから」
日時：2月22日（土）　14:00～15:30
出演：水野雄介（瀬戸本業窯　八代目半次郎後継）
会場：豊田市民芸館 第3民芸館
定員：先着50名程度（事前申込不要）
参加費：無料（ただし会期中の観覧券の提示必要）
※講演会終了後、水野さんを囲んでアフタートークを開催（参加費100円・コーヒー1杯付）