あなたは「旅」からなにを連想するだろうか？移動の車内や、街で見かけたポスターに、見知らぬ場所を見つけ、わくわくドキドキしたことはないだろうか。

ポスターは、乗り物や観光地の紹介をする主要なメディアとして、人々と密接に繋がってきた。本展では、旅を移動、場所、そして旅がもたらす楽しさや感傷といった視点から捉えたポスターが選ばれた。移動手段がどのように広がり、地域と世界の情報が人々にどのように伝わったのか、そして、旅に対する感情はどのように喚起されたのか、ポスターを通して旅をみつめる。DNP文化振興財団と京都工芸繊維大学美術工芸資料館の豊富なポスターコレクションの中から、「旅」をキーワードに選りすぐった多彩な作品をご紹介する。

本展は、京都工芸繊維大学アートマネージャー養成講座2015年度受講生9名によって企画された。

【関連イベント】
●シンポジウム
「観光ポスターに見る日本の近代ツーリズムについて」
司会：並木誠士（京都工芸繊維大学美術工芸資料館館長）
パネリスト：木戸英行（DNP文化振興財団）、佐藤守弘（京都精華大学デザイン学部教授）、平芳幸浩（京都工芸繊維大学美術工芸資料館准教授）
日時：11月19日（土）　12:30会場、13:00開始、16:00終了予定
会場：京都工芸繊維大学 60周年記念館1階
定員：170名
※申込み不要

●ギャラリーツアー
日時：11月12日（土）、11月26日（土）、12月3日（土）　各日14:00～（20分程度）
会場：京都dddギャラリー
※入場無料、予約不要

●ワークショップ「オリジナルポスターを作ろう」
日時：11月20日（日）　14:00～16:00
場所：京都dddギャラリー
定員：15名（小学生以上、低学年は保護者同伴）
参加費：無料
持ち物：特になし（素材にしたい物があれば持参／仕上がりはB3サイズ）
※当日先着順