2000年よりカナダ・モントリオールでスタートした、デジタルアートとエレクトロニックミュージックによる国際的なフェスティバル「MUTEK（ミューテック）」。同フェスティバルは、デジタルクリエイティビティや電子音楽、オーディオビジュアルアートの創造性の開発、文化芸術活動の普及を目的とし、新たなライブエンターテイメントの提案に取り組み、文化芸術に関わる才能豊かな人材の発掘・育成をサポートしている。

国際的に名高いフェスティバルへと成長した現在はモントリオールのほか、メキシコシティ、バルセロナ、ブエノスアイレスなど、世界中の都市で展開する国際的な祭典として発展を続け、日本では2016年に「MUTEK.JP 2016」を初開催し、延べ3,000名を越える来場者を記録した。

2回目の開催となる「MUTEK.JP 2017」は、日本科学未来館で開催。規模を大幅に拡大し、国内外の音楽家やアーティストを多数ゲストに招いてさまざまなデジタルアートやテクノロジー、ライブエンターテインメント、ワークショップなどを行う。2016年9月にオーストリアで開催されたメディアアートの祭典「Ars Electronica Festival 2016（アルス・エレクトロニカ・フェスティバル）」にて披露された、日本を代表するミュージシャン・音楽プロデューサーの小室哲哉と慶應義塾大学教授の脇田玲による、オーディオビジュアルインスタレーションプロジェクト「Tetsuya Komuro & Akira Wakita」のライブが日本初公開される。