grafでは3回目となる、デザイナー松倉葵との展示企画「AOI MATSUKURA exhibition」。今回は彼女が手がけるアクセサリーブランド「AOM」の受注、展示販売会を開催する。

「Urban New Native」をテーマに、さまざまな使途や意味、文化性をもつ民族柄を読み解き、相反する現代的なマテリアルと丹念な手法によって新しい柄を生み出す「AOM」。幾何学的なパターンと鮮やかな色彩から生まれる文様は、身につける人に呼応し、新しい世界や感覚を与えてくれるように感じる。

今回の展示では、ブランド初期に展開していたレザーバングルが復刻し登場。5年の月日を経て得た経験と、革職人の協力のもと、制作することが叶った。そして、昨年東京にて発表された天然石のルースを用いたシリーズや、前回「AOM×graf」のアイテムとして誕生した藍染めシルク糸を使ったシリーズの新作も店頭に並ぶ。アクセサリーひとつひとつの繊細さと力強さ、そして松倉葵の世界観を会場にて体感いただきたい。