
武蔵野、所沢の地に異形の巨大な建築物が誕生しました。
図書、美術、博物の複合施設として現代における新たなミュージアム像を提案する“角川武蔵野ミュージアム”です。その設計者であり、世界で最も高い評価を受ける建築家の一人である隈研吾の展覧会を、当ミュージアムの竣工記念として開催いたします。世界中にある隈建築の中で、いま最も注目されているのは国立競技場と角川武蔵野ミュージアムだと言えるでしょう。国を代表するスポーツの聖地を、隈はその象徴的素材として木を多用することで、周囲と調和したものにしました。一方の角川武蔵野ミュージアムは、花崗岩の板材2万枚を外壁にまとった、大地が隆起したような建築です。
芸術/アートの語源である古代ギリシャの言葉“テクネー”は、自然にはないものを生み出す〈術〉を意味しました。今回隈研吾が手がけた角川武蔵野ミュージアムは、石とその面構成による唯一無二の造形性、武蔵野台地とこのミュージアムは地底でつながっているという思想、そしてそれらを具現化する高度な技術などが統合された隈研吾の“アート=術”だと言うことができます。本展では、人間にとって最も身近かつ最も対照的な自然素材〈石〉と〈木〉を用いた、これら二つの挑戦的建築を軸に、隈建築の魅力を紹介いたします。
《本文は公式サイト紹介文より抜粋》
開催期間 |
2020/08/01(土)~2020/10/15(木) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 10:00~18:00(金・土は21:00まで/入館締切りは閉館30分前まで)※完全事前予約制 |
休館日 | 火曜日 |
入場料 | 大人(大学生以上)1,600円/中高生1,000円/小学生700円/未就学児無料 |
参加アーティスト | 隈研吾 |
会場 |
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会場URL | https://kadcul.com/ |
詳細URL | https://kadcul.com/event/15 |